2016-06-23

フランスの中学生用国語教材 -166

大人が外国語を一から学ぶのと子供が一から国語として言語を学ぶのは、同じ言語習得でも別モノ、本や教材は違うものを使ったほうがいいと思っていました。しかし最近、中学生くらいの教材を使う機会があるせいか、この年齢を対象にした教材であれば大人が外国語として勉強するのにも十分使える、と考えが変わってきています。

週に一度通っているフランス語のクラスがあるのですが、来ている外国人のレベルはバラバラ、フランス人は改めてフランス語を勉強したい人(何かのテストで論文を書かないといけないとか)という構成で成り立っているクラス。

学校自体、フランス語に関しては小学校から高校までの子供たちの勉強サポートがメインなので、外国人用のフランス語クラスはどちらかというとおまけ的授業。教材はフランスの子供用国語教材しかなく、私たち外国人に使われるのが12〜13歳(Collège 6e-5e)の中学生の教材。しかしこれがなかなか侮れず、語彙、文法、読解、ディクテ、どれをとっても大人の外国語学習者にちょうどいいのです。

私が今B1レベルなのですが(テストを最近受けた結果)、多分B2レベルの人くらいまで学習教材として使えるのではないかと感じています。同じ課題をやっているよくできる同級生がB2受験を考えているようで、その子もいいと言っていたので。さらに上のレベルの外国人とフランス人には15歳(Collège 3e)の教材が使われています。

先日、古い教材全部捨てるから使うなら好きなの持っていっていいよ、と学校の先生が段ボール3箱山盛りで中学4学年分(Collège 6e-3e)の教材を持ってきてくれました。どれもこれも10年くらい前の版なのですが、きれいなのでいくつか頂いてきました。文法の本が欲しかったのですが、他の人たちに持って行かれてしまったので、残っていた読解とエクササイズが付いている本と語彙の本、全学年を一冊くらいずつ。


ちなみにフランスの中等教育は中学と高校の7年。中学が四年制で、日本の小六から中三の学齢にあたります。学年の数え方は6e, 5e, 4e, 3eと学年が上に上がるごとに数が少なくなり、高校が三年制で、2e, 1e, Terminationといいます。

⇩の教材は中一にあたる5eの本。写真は、"語る"ということを勉強する章の中の一つ、ナレーターがどういうものなのかをロビンソンクルーソーを題材にして勉強する課のページです。ほどよく知らない言葉を勉強できて、内容も興味を持って読めます。今年の夏の勉強に使うことにしました。


それから、ディクテの練習にいいよ、と教えてもらったのが、動詞の活用の本で有名なBescherelleという出版社のサイトの中にあるディクテの教材ページ。こちら小学生と中学生用があります。しっかり書く勉強になるので最近使い始めました。

子供の教育に興味あるなら見てみたら?と教えてもらったのが、Académie en ligneのサイト。小学校から高校までの全教科の学習内容が見れます。この中に13歳(Collège 5e)前後の子供にオススメとされる読み物の本のリストがあったのですが、Amazon Franceで本を検索してみると評価も読めるし、kindleだったらサンプルダウンロードもできるし、興味あったら面白いかもしれません。あとでチェックしてみよう。

検定試験向けとか実用的な勉強では決してないのですが、私は子供の宿題のお手伝いがしたい、という夢があるので、フランスの国語教材を知るいい機会と思って使ってみることにしました。学校が終わって完全独学となる夏の間は、この中学生用の教材も使ってフランス語の勉強をしようと思います。


1歳8ヶ月の次男も長男のこの時期同様、バイクに興味深々。どんなバイクでも見ると乗りたがるのですが、実際にエンジンをかけて乗るとブルブルと動くのが怖いようで、泣き出してしまいます。かわいい❤️


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