2011-07-12

日刊うらら 13

第2ドイツテレビ、Zweites Deutsches Fernsehen、略してZDFというNHKみたいな公共放送がある。ここのテレビ番組には子供向けのニュース番組Logo、というのがあって、ニュースの他、ルポタージュなんかも大人の私が見ても内容が興味深く、充実している。


さらにほぼ毎日10分くらいずつよりすぐったニュースををポッドキャストで見ることができる。内容は日々の大人向けのニュースと同じものが多く、子供向けなのでわかりやすく説明しているのだが(自分がわかるかどうかはひとまず棚におき)、今日の番組はびっくりした。なぜか今日はいつもの半分の時間5分で、そのうち3分以上が子供に対する性的虐待の話。(後半は女子サッカーで日本ードイツがあってどっちが勝つか?と予測しているニュース、それから天気予報)とあるサッカークラブに属している男の子が、練習が終わってシャワーを浴びているとトレーナーがそこに入ってくるっていう話で、友達にも、親にもいうな、と脅されるため、一人で問題を抱えて鬱になっているという話。友達に相談して、そこから親の手に話がわたって問題解決、となる。困ったことがあったらすぐ親か大人に言いましょう、もしくはそのテレビ番組でも悩みを受け付けますので連絡をください、としめくくっていた。


こういう大人が子供を虐待して脅かしているっていう話はきっとどこの国にもあると思うのだけど、びっくりしたのは、子供向けの公共ニュース番組でこれをやる、ということ。こういうテーマを日本の公共放送が扱えるか、また子供向けにこういう番組を作れるか、といったらできないと思う。すばらしいなぁ、ドイツの公共放送。ある問題を覆い隠すのではなく、子供にもしっかりわかるように、そしてどう対処するのがいいのかを説明している。とても感心した。

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